
民主党は、今回の選挙で勝利できたはずだ。
民主党のマニフェストの冒頭に「郵政民営化について」という項目があったら、民主党は議席を伸ばしたはずだ。
民主党のマニフェストには、1から8までの大項目があって、郵政民営化について触れられたのは、その8の項、つまり最後だった。
つまり、民主党は今回の選挙で「戦う気すらない」と、私は理解した。
確かに「郵政選挙」という土俵を用意したのは与党側だ。
しかし、土俵が決まった以上は、そこでどう戦うかを考えなければならない。
小泉政権をファシズムだという人は多いが、ファシズムを台頭させる最大の要因は「野党の無能さ」だと思っている。
ファシストは美しい。何故美しいのかというと「単純だから」だ。思想も言動も、とてもシンプルで、であるから美しい。
民主党は、そのシンプルさに「正当な言論」で拮抗しなければならない。
私は、民主党候補の演説会に今回3度も出席したが、そこで繰り広げられるのは「政権交代」「候補者の人柄」「なんとかお願いします」の繰り返し。
最後には演説者のテンションとボリュームが上がって、耳がしびれてきた頃に演説終了。
こんな悠長なことをやっていてどうするんだ?と思った。
民主党には、何故自分たちが今回の選挙で負けたのか、よく考えて欲しい。それは「勝ちに行かなかったから」だと思う。
国民は馬鹿だ。
自民党は、「国民は馬鹿だ」という前提に立ち、国民を煽動している。
では、民主党はどうするのか?
民主党は、「国民は馬鹿だ」という前提に立ち、馬鹿にも分かるように政治を説け。
そんな野党に育ったら、喜んで票を入れるよ。
※僕の言ってる事って又吉イエスみたい?
この記事の内容は結構同意です。
>又吉イエスみたい?
少なくともこの記事では「腹を切れ」とは言ってないので…。