
つまり、一人暮らしで糊口できないような貧乏でも、結婚して二人になれば、嫁があんじょう倹約して食えるようになる、というような意味です。
しかし最近考えるのは「結婚生活という不経済」についてです。
どうしても結婚すると男は家事についてサブ的な位置づけになる。嫁の帰りが遅い時には料理もするが、冷蔵庫の中身について常に把握はしていない、という状態。
なので、買い物をしてきたら、実は冷蔵庫に在庫があった、とか余り物の野菜があって冷蔵庫が一杯、とかいうことが頻繁に起こるわけです。
最悪、鮮度不良で捨てなければいけない。これは実に不経済であります。
というわけで、僕は食材をできるだけ買わないことにしました。幸運なことに(?)嫁は食材の鮮度管理には無頓着なので、冷蔵庫には使い残しの野菜が常にある。
その残り物をいかに組み合わせて料理を作るか、てなことを考えるのはなかなか楽しいものです。
というわけで今回は、先週から冷蔵庫にある白菜と、半分の玉葱、牛乳を使って「白菜のミルク煮」を作り、それでショートパスタ(コンキリエのでかいやつ)を食べました。
最近、90年代のアシッドジャズをいくつか聞いてみて、やはりUnited Future Organizationは古さを感じさせず、渋くて非常によいと感じる。U.F.O.「No Sound is Too Taboo」と、あとはジャミロクアイの1枚目、このあたりは金字塔。
最近の買い物
・ちくま文庫「圓生の録音室」
・CD「アフリカの音楽」
「圓生の録音室」少しめくってみたが、圓生師匠の非情さというか「鬼っぷり」が文章から滲み出ていて非常によい。「この性格じゃあ、嫌われて当然だよなあ」とか思ってしまいました。
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