2007年12月25日

12/22-23日記(千石空房・M-1・伊丹十三)

Pop is dead.
Pop is dead.■12/22
・久しぶりにdoggylifeさんと新宿に呑む。
・久しぶりであるのに、いつも以上に身のない話をして別れる。
・新宿西口の沖縄料理店「一」、海ぶどう、ミミガーが美味。

■12/23
・毎年恒例の、高校漫研のOB忘年会。
・今年の会場は文京区千石の「千石空房」。古い長屋をそのまま使った駄菓子屋(兼喫茶、兼アートスペース)で、実に「昭和」である。
・ここで妹尾河童が紹介して有名になったという「扁炉(ピェンロー)」という鍋をつつきながら、これまたあまり身のない話をする。
※尚、千石空房では通常、食事は扱っていない。

■12/24
・夜、録画してあったM-1を見る。もう既にこの番組も、年末特番としての格を失ってしまった。
・M-1ならではの面白さを感じたのは、笑い飯のネタのみ。その他は実に古典的な漫才であって、M-1ではなくて正月の演芸番組を見ているような感覚。
・決してつまらなかったわけではなくトータルテンボスも昨年より面白くなっていたし、キングコングの出来も想像を超えていた。しかし、非常に平均的なお笑い番組だなあ、という印象。NHK新人演芸大賞とかと、そう変わらないイメージだった。
・だからサンドウィッチマンが優勝したのだろうと思う。

・衛星第二にて伊丹十三の特番。伊丹作品についてはメイキングまですべて、既に見ているので、大きな発見はなし。
・一箇所、気になる部分があった。伊丹十三のエッセイは出色である、という紹介のために引用された映像。「タンポポ」の冒頭部分、老人が若者に「ラーメンの食べ方」を指南する場面が引用されていた。
・私の記憶では、あの部分は東海林さだおのエッセイからの引用である。
検索してみると、どうもそのようだ。伊丹十三が引用した東海林さだおの文章を紹介して「伊丹のエッセイはすごい」と評すとは、NHKも随分いい加減なことをする。

・さて、考えてみれば伊丹十三も東海林さだおも「作法」を語るのが好きである。
・エッセイにおいて、エンターテインメントとして、あるいはパロディーとして作法を説いたのが東海林さだお、純粋に作法を説いたのが山口瞳で、その中間に伊丹十三がいるような気がする。
・番組中では「ヨーロッパ退屈日記」がクローズアップされていたが、「日本世間噺大系」と「女たちよ!」も負けず劣らず傑作である。

ショージ君の男の分別学(東海林さだお)女たちよ!(伊丹十三)礼儀作法入門(山口瞳)
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