2008年02月15日

2/14日記(とろろ蕎麦・ふぞろいの林檎たち)

Pop is dead.
Pop is dead.・嫁が蕎麦をもらってきて、二日続けてとろろ蕎麦。
・海苔と、すこし山椒をかけたらおいしかった。

・さて、温かい蕎麦に海苔をかける際、どうするか。
・もみ海苔か、あるいは刻んだ海苔をかけるという人が多いだろうと思うけれど、僕は四つ切りの海苔を、とろろの上にかぶせるようにした。
・そういう愛想のない見た目の方が「粋」なのではないかと思ったのだ。
・しかし粋という言葉は、口にすると途端に無粋になる。

・録画していた落語見る。小三治の初天神。真打ちがこの噺をやるのは珍しいのではないか。
・マクラに、イイノホールでの落語会が終了する旨。
・小三治はまだ元気なようだ。現在の落語家の中で名人と言える数少ない一人として、今以上に活躍して欲しいと思う。

・ここ数日「ふぞろいの林檎たち」のDVDを見ているのだけれど、やはりこのドラマはなんとも良い。
・今回特に気になったのが、登場人物の言葉のきれいさ。当時の人たちはこんなにきれいな言葉でしゃべっていたのだろうか。男女や年齢によって言葉が違い、またそれぞれに節度がある。台詞の一つ一つが既にドラマなのだ。
・そしてやはり仲手川一家、仲井酒店の4人の描き方が素晴らしい。圧巻は小林薫で、僕は日本の俳優の仲でこの人が一番好きなのだけれど、この作品における小林薫は、これはもう白眉。
・僕が見たあらゆる映画・ドラマの中で最も「かっこいい男」が、小林薫演じる仲手川耕一。

ふぞろいの林檎たち DVD-BOX
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posted by LSTY | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
私も小林薫がダメになっていく過程がすごくかっこいいと思うのです。
Posted by 赤枕十庵 at 2008年02月15日 18:19
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