・マルクス3兄弟(実際はもっといる)のメインキャスト、グルーチョ・マルクスは志村けんと加藤茶の「ヒゲダンス」の元になったキャラクターとして有名である。
・大きく描いたヒゲと、腰を落としたバカ歩きがトレードマーク。
・それ以外でも、マルクス兄弟のコメディーにはドリフターズへの影響を強く感じさせる物が多い。
・例えば鏡を使ったコントとか、いたはずの人が消えたり、変装で他人になりすましたりという、ドリフターズが多用した「お約束ギャグ」のほとんどは、マルクス兄弟から拝借した物だろう。
・繰り返しと、ドタバタと、駄洒落で構成される、なんというか「当たり前のギャグ映画」。それだけに、50年経った今笑えるのはすごい。
・知的なわけでもないし、チャップリン映画のように皮肉の効いたブラックジョークがあるわけでもなく、ただドタバタと浅薄に繰り広げられるコメディー。
・何が好きなの?と訊かれても、うまく答えられないのだけれど、見ると爆笑してしまう。
・友人に連れられて初めて「我輩はカモである」を映画館で見た時、友人をどつきながら爆笑した。映画館であんなに笑ったのは、あのとき一度だけだ。
・何が面白いかなんて事を説明できてしまうお笑いなんて、結局あんまり面白くないのかも知れない。なんだか分からないけれど、魂のソウルを笑わせてくれるマルクス兄弟が、僕は大好きだ。
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(現在ユーズドで5000円台。この値段なら買いだろう、と思います。ドリフとチャップリンとキートンが好きなら是非!って感じ。ただ、僕は☆一つのレビューつけてますが)
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(高くなってるので、あまりおすすめしませんが)
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