
・元来私はビールがあまり好きではない。一日い何杯も飲むものではないと思う。それにどうやらビールは太るし体に悪いらしいと聞いて、カロリーの低い発泡酒をしばらく飲んでいた。
・しかしある日突然、こんなにまずい酒を我慢して呑む必要性など無いと気付いた。
・普段は廉いワインを呑んでいる。2リットルや3リットルで1300円・1700円というもの。夏場は、こういう物を冷蔵庫に入れておいて氷を入れて呑むというのが良い。
・しかし、ワインは飲み過ぎる。1日1リットル近く呑んでしまうわけで、これではさすがに体に悪かろうと思う。
・それでは普段の日に何を飲むか、と考えてみると、日本酒以外になかった。
・焼酎は夏場には向かぬ。ジンやテキーラなんかも良いが、一日に何杯も呑むものではない。
・日本酒なら、3合も呑めば酔うし、夏場に向くし、料理にも合わせやすい。
・というわけで日本酒を呑み始めた。
・まず菊正宗、そして土佐鶴、越の景虎と比べてみて、やはり菊正かと思う。土佐鶴には妙な味がする。景虎は悪くないが、菊正と味に開きはなく、値段を考えれば菊正宗で良いと感じる。
・黒牛を扱う店は少ないが、手に入ったら試してみよう。
・と、普段の酒事情はこんな感じ。
・嫁の誕生日が近いのでシャンパンを買いにゆく。
・私の中で、祝いの日の酒はロゼのシャンパン。
・一般的に手に入るシャンパンで最も口に合うのはヴーヴ・クリコ。モエ・エ・シャンドンやポメリーよりは数段良いと感じる。ドン・ペリニヨンも良いが、価格が違いすぎる。
・今回は店にクリコのロゼがなかったため、モエ・エを買って帰る。
・スペイン王室御用達というシャンパンがあって気にはなったが、以前イギリス王室御用達シャンパンを買ったら頗るまずかったので、やめておく。
・そのイギリス王室御用達というのがランソンだった。よく見るシャンパンだが、私はあれはまずいと思う。
・そういえば「バベットの晩餐会」にもクリコが出てきた。おばあちゃんが「レモネードかしら」と言う。
・同映画は名作だが、Amazonでは悪徳中古屋がDVDを6万円で売っている。向こうも商売だとは言え、あまりにも法外である。
四国の桂月、梅錦あたりも一度、呑んでみて。
東京じゃなかなか呑めない。個人の好みなので合わないかもしれないが。
見かけたら買ってみます、ありがとう。
日本酒って分からないですね、そこそこの値段でも、びっくりするほどまずいのがある。大吟醸ブームとかでそういうのが増えたんじゃないですかね。
やはり日本酒の本当の楽しみ方というのは、地元の蔵で醸造している廉い酒で好みを探し、普段飲みにするというような物なのかなあ。そういう、地酒を専門に扱うような酒屋も今はあまり無いですが。