というと非常に、なんというか、不穏な、いわゆる「悪い事が書いてあるブログ」のように思えるでしょうが、僕がここにこういうことを書くのは「ネットストーキングされないための護身術」を知って欲しいからです。
これから、僕が実際に行った検索手順(これを「ネットストーキング」と判断する人も居るでしょう)の過程を記します。
人名は、A、B、C……、その他はX、Y、,Z……、のように書きます。なお、Aという人が別の場で名乗っていた場合、それはA'、さらに別の名前を使っていた場合はA''となります。
ややこしくて読みにくいかもしれませんが、彼本人の情報を暴露することが目的ではないので、そのように記述させてください。
前提:Aは有名人であり、Web上に、A名義で(誕生日・趣味を含む)プロフィールを公表している。またAには特殊な性癖(X)があり、これもプロフィール上で公表している。
ルール:情報はWebのみから得る。本人から直接聞いた話については、この調査上では加味しない。
■私が検索した手順
手順1.YouTubeで「A & X」を検索する。
↓
結果1.Aの動画がトップに表示される。その中でAは別名(A')と名乗っている。また趣味や出身地についても動画中で明かしている。
↓
情報1.Aは、A'という別名を持っている。
手順2.Googleで「A' & X」を検索(or動画検索)する。
↓
結果2.A'の「結果1」とは別の動画が見つかる。
手順3.手順2で見つかった動画のオーナー(以下、B)のブログ(動画サイトにURL明記)を参照し、ブログ内で「X」を検索する。
↓
結果3.「X」という性癖に関して「A''」という人物が頻繁に登場する。
↓
仮説.Aは、A'以外にもA''という名前を名乗っていた可能性がある。
手順4.Bのブログにおいて「A''」を検索する。
↓
結果4-1.A'''の誕生日が明記されている(公表されているAのものと同日)
結果4-2.A''の写真が掲載されている(公表されているAの画像と同じと判断できる)
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情報4:AはA''という名前を名乗っていたことが、ほぼ確証される。
手順5.Bのブログのトップページに、一目でA''の物と思われるブログへのリンクがあったため、そのページを参照する。
↓
結果5.+情報5.リンク先のブログ内画像等から、A''とAは同一人物と見られる(情報4と重複)
手順6.手順5で参照したブログに本人のYouTubeチャンネルが掲出されていたため、そのチャンネルを参照する。
↓
結果6.A本人撮影のものと見られる動画が発見される。中には本人が被写体となっているものも見受けられる。
↓
情報6.A=A''と判断できる(情報4および情報5と重複)
※この、YouTubeの話を持ち出した時点で、Aから「ネットストーカー」扱いされる。いやー、ここまでは誰でも到達できるし、自分自身、リンク張ってんじゃんかー、というのが僕の意見なんだけど。
↑ここまでは、結構「普通の検索の話」
↓これ以降は、たぶん女子からすると「キモイ話」
手順7.手順6で参照した動画に映りこんでいた特定のハンドルネーム(以下、C)について検索する。※動画を撮り合うような仲であれば、何らかの関係が見込まれるため。
↓
結果7.Cが、とあるmixiコミュニティに投稿していたことが分かる。
手順8.結果7.で見つかったmixiコミュニティのメンバーを調べる。
↓
結果8.メンバー中、一見してA''と分かるハンドルネームを発見する。
手順9.結果8で発見したmixiの個人ページを参照する。
↓
結果9.出身地、趣味、その他の情報から、A本人のものと判断される。
↓
情報9.Aがmixiで「全体に公開」している情報(人によるが、本名、出生地、学歴、メールアドレス、その他のバックボーン)が全てわかる。
↑私がやったのはここまで。「あんまり情報を放置しとくと危ないよ」と警告するつもりが、思わず深く入り込んでしまった。
↓これ以降は、私はやっていない。しかしヒマと強い執着心があれば、出来ること。
手順10.mixiにおいてAの「ともだち」のデータをかき集める。集めたデータを使って、Aに関する情報をさらに絞り込むことは可能だろう。
という訳で、ネットストーキングってすっげー簡単にできちゃうのよ、という話。ただ僕はその道のプロではないので、プロならもっと、ぞっとするような情報収集をするんだろうなあ。
しかしま、私としては本人から聞いた話から、居住区もほとんど分かってるんですが、いわゆるリアルのストーキングとか、自分が敬愛する人間に物理的な傷を与えようなどとは思わない。
ただ、中には居るんです「相手を傷つけてやろう」とか「殺してやろう」とか「恥をさらしてやろう」とか思う人が。そういうことを念頭に置いて、Webに接していただきたい。
【補足】
今回、Aにとって致命的だった点は、下記3点だったと思います。
1.動画サイトよりB、経由してA''のブログがリンクされていたこと
2.A''のブログにYouTubeへのリンクを示したこと
3.Cの名前が確認できる動画を保存したこと
以上です。
(上記、Aが誰かが特定できたとしても、おそらく私がたどれた情報までは到達できないはずです。それは、私からの警告を受け容れてくれたのか、彼が一部のコンテンツを削除したためです。ベストではないが、ベターな選択をしてくれたと思っています。また、だからこそ=A自身に与えるリスクが極めて低いと判断したため、この記事を公開することにした、という感じです)
と、いうわけで第三者に到達されたくない情報に行きつくようなリンクはおおやけにさらすな!というのが結論なんですが。
(ここからは怖い話)
ただ不可解なのは、手順1.で「A & X」という名前での検索で見つかったYouTubeの動画(A'名義で出演)には「A」という名前は明記されてないんですよ。念のためソースも確認したんだけど「A」というタグも埋め込まれていない。
じゃあなんで検索に引っかかるんだろう?と思って「A & X & YouTube」で検索してみても、これら3つのワードと、手順1.で見つかった動画をつなげるようなWebコンテンツは見当たらなかった。
つまりこれって「Googleによる仕事」なんだよね。Googleに蓄積された膨大な個人別検索データや、Chromeで得た個人別閲覧履歴から解析して「このYouTube動画は、Aに関するものだ」と、Googleが判断したってことでしょう。
これは怖い。自分の知らないところで、意図せずに情報がつながっている可能性がある。
【告知】Twitterのこのページで、当件に関するアンケートを取っております。ご協力いただければ幸いです(11/2まで)
2019年11月01日
2019年06月19日
SNS世代の危機意識について


・で、まあその人はそれなりに有名で、Web上にも公式プロフィールや諸々の情報があったりするんだけど、彼はそこら辺に結構無頓着でこっちが勝手に「大丈夫かよ」と思ってしまうのであった。
・公式プロフィールに公開している名前で動画検索すると、全く別名で彼が活動している内容がある程度分かってしまったり、更に情報を掘ってゆくと家族の情報や、公開していない個人情報にまで行き着くことができる。
・いや、別に普通の人なら良いんだけど、それなりに有名でしかも敵の多い人なので、これ都合悪いんじゃないの?と。
・SNSとかブログとか開設しまくって、その後更新せずに廃墟化してるような人がいて、それって結構怖いんですよ、Googleの検索機能とかすごいし。更新しないところは非公開にしておいた方が無難だと思う。
・その彼には「こことここの情報だけ切断しとけば、かなり安全性上がりますよ」というアドバイスは出来るんだけど、どうしたものか。
(というのも「ここの情報がここにつながって、それが更にあそこにつながって、そっからSNSの個人情報につながりますよ」なんて説明したら「お!おまえヤバい奴かよ!」と私が犯人みたいにされる可能性もあるので、そこまで詳細に危険性を説明してアドバイスすることに躊躇してしまうのであった)
2019年05月30日
まーたブロックかお前らはよう!


・たぶん「炎上によって古い友達を失ってゆく」というtweetに否定的なブックマークコメントを付けたからだろうな。しかしその前には、この人に対して中立的なコメントも付けてるんだけどねえ(※1)
・ほんとに視野狭窄に陥ってるよなあ、こういう風にブロック連発する人って。
・そういう姿勢こそが「社会を悪く」してんじゃねえの?その人の言動を少しでもたどることなく、即ブロックするようなそんなメンタリティこそが、あなたが忌避してるもんじゃないの?
・そういう自覚ないの?なかったら「社会を悪くしてるのかもしれない」なんて反省してるふりするのは100%偽善なので、ああいうことは書かないで欲しい。
・僕は基本的に「人間はブロックしない」という主義です。現状はTwitterには何も書いてないけど、よっぽど危なそうな人以外は、ブロックしない。
・繰り返しとこう。「人間」はブロックしない。つまり「人格」はブロックしないんです。「人として認められるIDは、拒否しない」ということです。実害がない限り。
・そんな程度の度量もないのなら、Webで「発信」なんかすんなよ、と思う。
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※1:もっと言えばこのブログでは好意的な事を書いてる。「何で炎上するの?」的な。
しかし「ブロックボタンをクリックすることが快楽」みたいになってる人間には、ここまで到達できないんだろうね。Twitterの固定tweetに書いてあるリンクを押せば、多分その時点では上記の記事がトップに出たはずなのに。
それに僕のtweetを少し遡ってみれば、僕がこの人のブログに好意的な意見を書いてるのも確認できるのに「この人がブロックすべき人かどうか?」を吟味することなく、とにかくブロックする。相手に対しては「自分が書いたことに対する、文脈を含めた理解」を求めながら、他人に対して自分はそうしない。
悪いけど、俺にはそういう考え方ないわ。その考えって、脊髄反射だわ、インスタントだわ、ファストInfo.だわ。それってまんま、この人が憂慮してるようなものなんじゃないの?
先に書いたけど、僕は基本、人間をブロックしない。少なくとも「一つの発言が気に入らない」だけでブロックすることは今後も絶対にないと思う。人格を否定してるわけじゃなくて、たった一つの意見を否定されただけで、その人とのコミュニケーションを断つって、どんだけだよ。
そういう行為がまさに世の中を悪くしている一因だとは、1mmも思わないんだろうか。
みっともない生き方だなあ、と思いながら、自分はそういうみっともない感じになりたくない、と思う。でも、僕も自己矛盾多いしなあ。たまにこっぴどく叱られて、自分を修正しながら生きてゆくしかない。
2019年05月11日
私は「ゴミ箱に捨てるための文章」を書きたくない。


・今回アカウントを再開した理由は、ログインしていないとアクセスできない情報が増えて不便になったから。
・具体的に言うと、任意のユーザーがフォローしているメンバーが参照できなくなった(以前は見られたと思う。違ってたらごめんなさい)
・あと、やっぱり近況を確認するのにTwitterは便利ではあるんですよ。「あの人、最近はどこに出張してるんだろう」とか「あの店、連休中は休みかな」とか。こういうのチェックするために、当該アカウントをいちいちブックマークしておくのも面倒な話で、だったら自分のアカウント復活した方が早い。
・ただ、もうあそこには何も書かない。
・Twitterに物を書くのは、無駄だ。極端な言い方をすると、自分の書いた文章に対して少しでも愛情があれば、あんなところに物は書けないと思う。
・有名人で凄い数のフォロワーがいれば別だろうけど、私のような一般人(しかも嫌われ者)のtweetなんて、まあまず一顧だにされないわけですよ。あっというまに時間に流されてしまう。
・なのでさっき「tweetって、自分が書いた文章を丸めて、次々にゴミ箱に捨てていくようなものだな」と思った。
・やっぱりかわいそうだよ、文章が。だからもう何も書かないぞ。
(こっちはフォローしてる人の近況を覗くために彼らのtweetを読んでるわけだから、話が矛盾しているようだけど。まあ Read Only Member ってことだ)
2019年04月01日
2019年02月05日
Twitter復活した。

2012年07月02日
2007年07月13日
僕の考える「正しいマイmixiの切り方」


・ブロガーのためのmixiマニュアル
で、これももう2年前の話になるんだけど、マイmixiの整理に関して、こういう揉め事があった(コメント欄でもめてます)
・今日の覚え書き Tickler's bunkum days: mixi日記とマイミクさんについて
この時に一度、マイミクの切り方について書こうかと思ったんだけど、結局書かなかったのは、それが「あまりに当たり前のこと」だったから。書かなくても分かれよ、という。
で、放置してたんだけど今日ふとこんなひどい記事を見かけた。
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2007年03月24日
mixiユーザーの危機管理能力が低い理由


こういう記事を見るに付け、mixiユーザーにはどうしてこうもバカが多いのか、とあきれるわけです。
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2006年08月11日
僕はなぜmixiを使い続けるのか

2005年12月06日
やはり罵倒は人を成長させるのか?
